大原の魚と伊勢海美

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伊勢えび水揚げ日本一を誇る大原漁港。

 大原漁港は、港から10数キロ沖に『器械根』と呼ばれる、東京ドーム約28個分相当の広大で良好な漁場に恵まれた地域です。『器械根』漁場付近では、暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり合う所であるため、黒潮と親潮に乗って回流する多種多様な魚が集まる場所となっており、良好な漁場が形成されています。好漁場に恵まれている大原漁港は、年間を通して季節の旬の新鮮魚貝類を豊富に水揚げしています。中でも『伊勢えび』は、三重県や和歌山県を凌ぐ水揚げ量日本一を誇り、千葉県大原漁港で水揚げされたものは『伊勢海美』として、全国にも出荷されるほど。生息最北端の地で捕れる伊勢えびの特長は身が締まり、色艶、大きさなど、どれをとっても天下一品と言われています。『器械根』では、他にもサザエ・アワビ・タコ・イワシ・アジ・鯛・ヒラメ・イナダ・スズキ・ウマヅラハギ・イサキ・フグ・ホウボウなどが生息しており、釣りマニア垂涎の地でもあります。獲れたての魚介類をバーベキューにして食べる、新鮮な海の幸の食べ方がトレンドになっています。

 

※「器械根」の名の由来はかつて器械潜水と呼ばれる方法でアワビを漁獲していたことからそう呼ばれるようになりました。
「器械根」は、大原漁港から10数キロ沖に広がる水深およそ20m前後の岩礁群で、広さ約120平方キロメートルに渡ります。砂場と岩場が入り組んだ特殊な地形で、ちょうど北上する暖流の黒潮と南下する寒流の親潮がぶつかり合う良好な漁場です。辺りにはカジメの林が広がり、さざえやあわび、伊勢海老、タコ、鯛、アジなどが集まります。